The oil surcharge in the first half of 2011



  2011年上期燃油サーチャージの動向 





<今後の航空券購入について>


2011年春は3月11日の東日本大震災から
様々な未曾有な困難が
まだまだ私達の国を襲っています

世界ではその様子が最も注目されている、とは言え
気づかない、
気づきたくない・・・と思う
経済の不況にも立たされています




そんなことから東日本の負担を少しでも減らす目的の一つに
普通に生活できる環境の私達ができることは
“経済を動かす”こと





心配していたGWの国内旅行の動きも
少しづつでも都内の混雑振り、
高速道路の渋滞に・・・
こんなに嬉しく感じたことは未だかつてありませんでした

これからの季節は国内外問わず
良い季節になります

英国も今月は年々日本人ガーデナーの参加が増え、
プロ、アマ問わず国内外見学者の盛況を増す
チェルシーフラワーショーが開催されます


2010年チェルシーフラワーショーの様子
2010年のチェルシーフラワーショーの様子 BBCニュースより


また、6月後半からは毎年日本人選手達の活躍も期待され、
私なんぞの子供時代には「エースをねらえ!」、
プロ世界ではコナーズ、ボルグ、マッケンジー、続いてレンドル、ベッカー辺り
(年代がばれますが、テニスブームだったのです!)

初めて訪れた大会では
当時伊達公子選手が世界チャンピオンのグラフに挑戦し、
あの松岡修造選手がセンターコートで日の丸を振って応援していた時代

毎年わくわくさせてくれるテニスの殿堂
ウィンブルドン大会が開幕します


アンディー・マレー選手
英国注目の選手 アンディー・マレー wikipediaより
(スコットランド出身だが、英国人でもある、と明言する)

日本でも近年男子錦織圭選手が頑張ってくれているので
今年の大会もきっと盛り上がることと思います


そして、ウィンブルドン大会が閉会した興奮冷め止まないうちに
今度は全英オープンが始まります

今年2011年は記念すべき40回大会
ロンドンから2時間ほどのドーヴァー海峡に面した
ロイヤルセントジョージゴルフクラブで開催です

2010年全英オープン
2010年全英オープン出場石川遼選手
臆する頃なくリンクスに挑戦していました


ちょっぴり早い夏休みに
滞在のロンドンから
足を延ばしての観戦も不可能ではありません

ロイヤルセントジョージゴルフクラブ
ロンドンから日帰り可能なリンクス
ロイヤルセントジョージゴルフクラブ
 クラブサイトより1番ホール


さて、そんな楽しい行事が目白押しな、この季節

旅をするにあたって
その気になる料金の問題で1番大きく占めるのは
毎度!航空料金です



航空料金は年々各航空会社が
様々な趣向を凝らして
旅行代理店を通してよりも
直接予約の方が時としてお安いこともあります

しかし、どんなルートで購入しても
変わらないのが
未だに何故?このような料金を出さなければならないのだ・・?
「燃油サーチャージ」

このサイトでも度々ページ案内させていただいておりますが、
ここ数年振りに
今年2011年上期(4月から9月末まで)に
2ヶ月毎の半期においての数回の値上げは
今までにもないように思います!!



航空会社(及び政府)の策略に負けないように
消費者としては何ともその網を潜り抜けたいものです

と、言っても世界中どこで購入しても
(例えば日本国内以外で購入してもまったくなくなる、というものではありません
国勢にもよりますが・・多少上下はあります)
もれなく付いてくる憎らしい追加料金です

現在すでに航空会社で発表となっている
今後の燃油サーチャージを簡単にまとめてみました

下記の表はVS(ヴァージンアトランティック航空サイトからの抜粋です

VS

実施時期(発券日ベース) 燃油価格動向の確認時期 燃油価格動向の把握
04月1日 02月に確認 12月から01月までの2ヶ月平均価格
06月1日

04月に確認

02月から02月までの2ヶ月平均価格
08月1日 06月に確認 03月から04月までの2ヶ月平均価格
10月1日 08月に確認 05月から06月までの2ヶ月平均価格

普段車を御利用の方々にはすでにお解りだと思いますが、
昨年末から今年の始め(震災前ですね・・)に
ガソリン料金が徐々に上がっていきました




ようは現在そのツケが
航空料金に加算される
憎っくき追加料金として変更、見直しがされて、
今後旅に出るための航空料金に提示されることとなります

今回は例年の3ヶ月見直しではなく
2ヶ月更新見直しは利用者にとっては非常に困惑する改定となります

次ぎに現在予定されている
対比表を作ってみました











<各航空会社比較表>



こちらでは日本から英国のゲートになるロンドンへの空路についての
各航空会社さんの今後変更料金での案内になります

基本とする大人の料金で明記いたしますので
お子様については申し訳ございませんが、
お申し込みの航空会社、旅行代理店にてご確認くださいませ






〜 先ずはロンドンへの直行便フライトを就航させている4社 〜

2011年5月末日までの発券分及び6月1日から2ヶ月分発券分

      VS

航空会社名 5月末日までの
発券片道/\
(往復)
6月1日以降
7月末日まで発券/\

片道(日本円)
6月1日以降
7月末日まで発券/\

往復(日本円)
日本航空
(JL)
17,500
(35,000)
25,000 50,000
全日空
(NH)
17,500
(35,000)
25,000 50,000
ブリティッシュ・エアウェイズ
(BA)
17,500
(35,000)
25,000 50.000
ヴァージン・アトランティック
(VS)
16,500
(33,000)
24,000 48,000

   *最高額航空会社と最低額航空会社との差額


△2,000

*あとは付随する別途航空保険料は航空会社により
300円〜440円(片道)くらいとまちまちです




〜 欧州内乗り継ぎロンドン行き航空会社 〜

現在は4月1日から改定になっています
6月以降発券については未だ発表されていません

ご参考までご確認していただければ幸いです






★ロンドンへ行くための欧州内の乗りつぎ燃油サーチャージは
この区間も確実に値上がりいたします


航空会社名 4月1日〜
日本〜主要都市
/\
上段片道/(下段往復
4月1日〜欧州内乗り継ぎ
主要都市〜ロンドン
上段片道
/(下段往復
アリタリア航空
(AZ)
17,800
(600円の航空保安料含)
*2ヶ月更新
(35,600)
1.000
(600円の航空保安料含)
*2ヶ月更新
(2,000)
エール・フランス
(AF)
140ユーロ
*3ヶ月毎更新
(280ユーロ)
36ユーロ
*3ヶ月毎更新
(72ユーロ)
フィンランド航空
(AY)
18,000
*3ヶ月毎更新
(36,000)
確認中
ルフトハンザ航空
(LH)
往復338ユーロ
(主要都市〜ロンドン往復も含)

左記によります
*最高額航空会社と最低額航空会社との差額              △約6,340 *換算レートにより誤差あり


こうしてみると各社かなりそれぞれの料金提示をしていることが解ります








<これからの航空券購入について>





もう言わずもがな・・という
今年前半(上期4月から9月末)の航空券購入は
早ければ早いほど
この“目の上のたんこぶ”状態の燃油サーチャージに於ける
出費が抑えらることが解ります


振り返ってみれば
東日本震災後に起きた
ガソリン不足による高値高騰のツケは
何と!!これから来るのです・・・




実は日本で働く各航空会社さんのスタッフさん達も
(特に外航と呼ばれるJL、NH以外の航空会社全て)
本国本社で決められてしまうので
この燃油サーチャージの値上がりによるお客様反応には
一喜一憂しているのが現状だそうです




ほんの僅かながらではありますが、
ユーロ計算している航空会社さんや、
燃油サーチャージ以外の海外各空港でのTAXなどは
全てユーロ又はポンド建てになります

この
換算レートは毎週水曜日に更新されます
(毎週水曜日更新なので、
水曜日に更新された換算レートは翌週火曜日一杯まで適用になります)

ですから、
日本円が高くなっている週を狙って
航空券発券を行うと若干違ってきます






但し、海外へ行くとなると
日数調整や世界情勢も安定しなければ
航空券を手に入れるまでのお時間は必要だと思います

もし、今後すでに“イギリスへ行こう!”と
決まっていらっしゃるならば
その航空券購入時期も
どうぞ、お早めに!












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